【7日間ブックカバーチャレンジ #5】

山で出会った子ぎつねに指を青く染めてもらい、窓をつくってのぞくとそこに。。。というお話。

安房直子さんは、やなせたかしさんの「詩とメルヘン」に何度も登場した。作品には幻想的な世界や懐かしい日本の慣習、町のいろんなお店など、沢山の風景がつまっていて死の影が漂うものも多い。はかなすぎる「さんしょっ子」の絵本は友だちのお嬢さんに差し上げた。

50歳で亡くなって27年。いまも大人のファンは多く、以前日本女子大にあった「花豆の会」が「ライラック通りの会」に名を変えて語り継がれている。