皆さんこんばんは。佐藤コバヤシです。
さぁ、佐藤コバヤシの音楽紹介コーナー「眠れぬ夜にこの曲を」第二回となります!
今回もThe Beatlesから……とその前に!
僕とビートルズの出会いのお話。
確か小学校5年生の頃だったかな、四つちがいの姉が親にラジカセを買ってもらいました。SANYOのおしゃれなテレコ!
ラジカセが家に届くと姉と僕は大興奮で、「何かかけよう、家にカセット何かないの?」と探し回ったのですが、僕の家には、なぜか「演歌」のカセットしかなかった。仕方ないから「都はるみ」を二人で聞いた。僕が今でも時々コブシがまわってしまうのは、この時に聞いていた演歌の影響だと思います。
それから数日したある日、姉がごっそりカセットテープを買ってきた。聞けば、友達に「ステレオ」を持っていると人がいて、しかも何やらそのステレオは、レコードからカセット、カセットからカセットなど「ダビング」ができるという話だった。そういう時代だったのです。
お姉ちゃんが「すごいやろ〜」と言っていたけど、僕はイマイチ意味がわからなかった、でも「すごいなぁ〜」と言ったのを覚えてる。
そして、そのステレオを持ってた友達が、なんとビートルズの大ファンだったのです! 中学生ぐらいだったけど、たくさんレコードやカセットテープを持っていた。お金持ちだったのかな。それで、その友達が録音してくれたビートルズのテープが続々と佐藤家にやって来たのです!
僕ら兄弟、仲が良かったので、夜はいつも姉の部屋でビートルズを流しながらトランプをやっていました。今でもこの曲を聴くと当時の記憶がよみがえります。
本日の1曲は、「All My Loving/The Beatles」です。
ビートルズの曲の特徴で、何度聞いても飽きない、何度聞いても新しい、というのがある。まさに「All My Loving」はそのうちの一つだろう。
この曲は、セカンドアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」に入っていて、ポールが作曲したナンバーです。1曲の中にたくさんの魅力が詰め込まれていて、例えば、ジョンの6連のバッキングギターや、ポールのランニングベース、ジョージのギターソロも素晴らしすぎて非の打ち所がない。(笑)メロディーラインもキレイで、ギターソロ後のサビのハモリ2声はたまらない。(ライブではジョージが主旋律を歌いポールが3度上をハモっている、ジョンはギターのリズムが難しいので弾きながら歌えなかったという噂)
そして、この曲で使用した楽器がまたやばい!これぞビートルズっていう見た目と音。ジョンのリッケンバッカー325、ポールはおなじみヘフナー、ジョージはグレッチカントリージェントルマン…宝くじが当たったら一気に揃えたい楽器だ。(お高いのでそんなにポンポン買える代物じゃない…)
いやぁ〜かっこよすぎて、ため息が出ちゃいます。。。
とりあえず、見てみてください!
(YouTube動画「All My Loving/The Beatles」)