音 緒 じぶんの ねいろを 文字にする

音 緒
問題は解決を求めて現われる
4 心の転換が起きる背景

極端な例では、私が具体的に何のアドバイスもせず、それまでの事例を話しただけで、お母さんが安心され、「心呪」も唱えないのに、治ってしまったというびっくりするようなこともありました。

ここでは、例として「おねしょ」の話を紹介しましたが、「おねしょ」に限らず、他の多くの難問解決に、この技術を役立ててることができます。

3 心の転換は、どうしたらできるか

川の手前の「此岸」は、人生でなかなか解決できない難問に直面して、私たちが身動きもできず悩んでいる状態を指します。難問が生まれる原因は、仏陀が「苦」といわれた人生そのものにあります。「苦」とは、ただ単に苦しいという意味ではありません。人生においては、生まれてくることも、生かされることも、そしてやがて死んでいくことも、本来、私たちの自由にはなりません。思い通りにならない人生で、私たちは多くの難問に出会い、苦悩することになります。これが、私たちの存在する「此岸」なのです。

2 「おねしょ」が十年治らなかった中学二年生

断定はできませんが、私の経験からして、近代医療のいう「難病」にかかっている子どもの中には、その子どもが生まれてきた時、周囲の大人たちの状況に何らかの葛藤があり、少なからずその影響を受けていたとみられるケースがいくつもあるようです。にもかかわらず、このことに気がついている大人はほとんどいません。大人たちの抱えていた問題が子どもを病気にし、ともすれば気づかぬうちにその子の生命力を弱めてしまっていることすらあるのです。

1 「問題」とその「解決」について

もとはといえば、多くの方々からの真剣な相談に応えるために始まった私の探究ですが、そこから生まれてきたアドバイスは、表面的にはいろいろな形をとりながらも、本質的にはすべて同じものに集約されるようになりました。
私の言葉を素直に受け容れて実践された方において、ことごとく事態が変化し、その方を悩ませてきた難問が解決していく様子を、繰り返し目のあたりにするにつけ、相談にみえた方から、自分自身がかえって深く教えられていることを感じました。