音 緒 じぶんの ねいろを 文字にする

音 緒
ライター別記事一覧
伸枝

 
引き出しの多い医者がおもしろい

もしも、専門に埋没せず、総合的に人のからだをみる能力があり、ワンパターンでない診療をしてくれ、人の気持ちもよくわかり、話もわかる、という医者がどんどん増えてきたら、どんなに嬉しいことでしょうか。大多数の医療のプロは、医師も看護師も激務をこなし、誠実に患者に向き合っています。医者自身による医学批判、医療批判も読み物としては興味深いのですが、どの程度患者のためになっているかは疑問です。

10年ぶりの銀座一丁目「天津飯店」
10年ぶりの銀座一丁目「天津飯店」

水餃子、登場。380円で七つもある。これがなんとも素朴でおいしい。
紹興酒と餃子を楽しんでいるうちに、大根もちもあがってくる。
こちらも久しぶりに食べる。松の実が入って、こんがり焼いてある。

認知症予防学会(2)――シンポジウム・生活習慣病と認知症

糖尿病は、糖の代謝がうまくいかず血液中の糖が過剰になることから動脈硬化や神経、眼、腎臓などに障害を引き起こす生活習慣病の王様である。従来は、脳を除く体内を循環する血液の状態は、俗にBBBとよばれる血液脳関門(blood brain barrier)に隔てられ脳に影響を及ぼさないとされていたが、体内の血液の状態と脳の状態に関連があることや、血糖を調整する酵素であるインスリンがさきのアミロイドβと互いに影響し合うこともわかってきた。ここから、生活習慣病を予防することが認知症予防にもつながるという明解な論理が導き出された。

認知症予防学会(1)――市民公開講座 認知症予防のできるまちづくりをめざして

「予防」という言葉には「手洗い、うがいの風邪予防」のイメージがある。このような「かからないための手立て」は「一次予防」とよばれる。これに加え早期発見・早期治療を意味する「二次予防」と、発症後にも適切な治療により重症化を極力おさえる「三次予防」があり、ここまでを含めたものを「予防」という。「かかってしまうと予防できない」のではなく、段階や状況に合わせ現実的に対策を講じて生活の質を維持していこうという姿勢である。

朝、起きるということ

モーニング・ケアは、まず、部屋のカーテンを開けることから始まる。窓を開け、空気を入れ換え、新しい一日の始まりを一緒に確かめる。
長い夜を過ごして迎えた朝に、「おはようございます」の挨拶とともに訪れるナースは、病床の人にとって、待ち遠しい太陽のような存在であっただろう。
モーニング・ケアを通してナースが学ぶ大きなことは、患者との人間関係の構築でもある。

ドイツの子どもの庭としつもん――正解はいつも心の中にある

「話すことができるためなら、何でもするわ。火の上を歩く以外はね」――5歳の女の子にこう答えさせたのは、「1日中話をしてはいけなかったらどうかな?」というしつもん。その日は、「言葉」をテーマに、先生がしつもんし、子どもたちが答える日。やりたい子が集まり、答えたい子が答える。

農業人の頭の中――豊岡エキシビション2012より

地球上の目に見えない微生物の相対質量と、
昆虫からクジラまで目に見える生き物の相対質量は、イコールだということです。だから、目に見える世界と同じだけのポテンシャルをもった世界
がもうひとつある。これがわかれば、世の中の可能性や幅が広がります

Heal の 理由(2)

「癒し」という言葉は、苦痛からの解放を意味し、英語ではcomfortやhealingで表す。
Healには、「治る」「回復する」の意味もあり、health(健康)の中にhealが含まれている。治るという働きを含んだ状態を健康と呼ぶ。
なぜ治るのか、説明のつかないことが、しばしば現実に起きる。

Heal の 理由(1)

何か月も入院している患者だった。毎晩眠る前の祈りはこうだ。
「どうか目が覚めませんように」
せんたく板に出会ってから、その習慣が消えた。
「あなた、おはよう。もう少しこの世にいさせてください」
ケイ子さんへの最高の褒め言葉だ。